山伏.御座るJP 大峯山護持院櫻本坊
山 伏 役行者 大峯山 入峯修行 ご質問
大峰山護持院とは、桜本坊(金峯山修験本宗)、竹林院(単立)、東南院(金峯山修験本宗)、喜蔵院(本山修験宗)、龍泉寺(真言宗醍醐派)の5か寺である。うち龍泉寺は大峰山山上ヶ岳の麓の天川村洞川(どろがわ)に本寺があり、他の4か寺の本寺は吉野山にあります。
櫻本坊の寺伝によると、天智天皇の弟、大海人皇子は吉野離宮日雄殿にてご修行。
ある夜、山の中に満開の桜が咲き誇る夢をご覧に成られ、翌朝めざめられ前方の山を見上げると、冬だというのに夢そのままに一本の桜が美しく堂々と咲いていました。大海人皇子は不思議に思われ、役行者の高弟の角乗に夢判断を命じられ、角乗は「桜の花は日本の花の王。この夢は殿下が天皇の位につかれるよい知らせでしょう」と答えた。翌年、壬申の乱に勝利し、大海人皇子は天武天皇となられました。即位後その桜の下に一寺を建立され「櫻本坊」と名づけ、角乗を住職に迎えられました。今日では、勅願所であり、修験道の根本道場として存しております。
また豊臣秀吉が配下の徳川家康らを引き連れて吉野の桜見物に来た際の、徳川家康の一行の宿泊所が櫻本坊であったとの事です。後に江戸時代には修験道は繁栄する因になったのかともと思わせる事実であります。
夏の大峰奥駈修行をはじめ、聖天尊、釈尊、地蔵尊などの法要等。
当講は大峰山護持院櫻本坊直属の行者講社であります。現在の大峰山優婆塞、在家にして仏法修行を許された行者、大峰山護持院より先達許可頂いた大峰山山伏の修行には、大きく山の修行、里の修行があります。山の修行は大峰山入峯修行。里の修行は、大峰山深甚の密法、柴灯大護摩供。山伏は自らの修行と共に、山伏文化保存の役割も担うことに成ります。
【大峯山護持院 櫻本坊】  奈良県吉野郡吉野町吉野山1269  
電話 0746ー32−5011 FAX  0746ー32ー8828
Email info@sakuramotobou.or.jp
【アクセス】 ●近畿日本鉄道  ・南大阪線・吉野線
●吉野大峯ケーブル自動.車・バス(tel0746-32-3046 or 0746-39-0010)

例:1・2・3月参拝で歩かない場合・・・ケーブルは動くがバスが運休
近鉄吉野神宮駅で下車⇒タクシーで櫻本坊 所要時間約20分 ¥1500円〜2000円位
※吉野神宮駅に2〜3台はタクシーがいます。
 もしいない場合は専用電話機があるので呼んで下さい。5〜6.分できます。
※タクシー運転手に「吉野の町の中(蔵王堂の前の道)を通って下さい。.」と言う事。
※観光車道(広い道)は通らない事。距離1.5倍くらい遠い。
※名刺をもらい帰りに電話して呼ぶ事。20分くらいできます。料金は「行き」と同じとの事。
※近鉄吉野神宮駅は特急も急行も停車します。⇒近畿日本鉄道
例:千本口(吉野駅)からの登山参拝の場合
近鉄吉野駅出て正面右側のケーブルの右側より登ります。ケーブル吉野山まで徒歩で約40分くらいか(約1.1K)。舗装されているので登りやすい。特に4月初旬から12日くらいは七曲りと言われ所が満開なので徒歩がお奨めです。
更にケーブル吉野山から徒歩40分くらいで大峯山護持院櫻本坊に到着です。
参考:吉野山PDFファイル(吉野山全体マップ)  参考:大峯山護持院櫻本坊⇒HP
 大峯山護持院桜本坊大嶺講正大先達澤田進0728511301